(この記事は2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発令された頃に書いた記事です)
末娘の任天堂2DS。。。
乱暴に扱ったからか、充電コネクターがいかれてしまい、充電できなくなってしまいました。
充電コードを差してみると、はんだで基盤に止めてあるはずのコネクタがプラプラ動くといいますか・・・妙なあそびがあるんですよね(-_-;)ゼッタイコワレテル
我が家には「ゲーム機は自分の小遣いで買う!」という子供にとっては悪魔のようなルールがあり、娘が一生懸命小遣いをためて買ったゲーム機なのでなんとかして直してあげたく・・・
通常であれば任天堂に修理をお願いすればいいだけの話なのですが、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言発令真っただ中!
子供の暇つぶしに必須のゲーム機を修理に出そうもんなら、確実に数週間戻ってくるはずもなく・・・
外出自粛ムード満載なこの状況で、そんな悠長なことを言ってる場合ぢゃない!
(๑•﹏•)パパ直せないの? ლ(ಠ_ಠ ლ)直せるに決まってるだろ!
と思わず啖呵をきってしまいました・・・
なので・・・
オヤジの意地で・・・
Let’s DIY( ̄Д ̄)ノヤッタルデー
とりあえずホームセンターで買えるものは
- はんだコテ
- プリント基板用のはんだ
- はんだ吸いとり線
はんだ吸いとり線は、細い銅線を編んで作られたヒモ上のもので、溶かした古いはんだを吸い取り、きれいにするためのものです。基盤部品の交換の際は必須になります。
でもって、メインの部品はネットショッピングで購入しました。
コネクターは当然1個で十分なのですが、失敗したときのための保険で2個入りを購入しました。また壊れるかもしれないし無駄にはならないかな~と。
それともう一つ、同時に購入したほうが良いものは「はんだリムーバー」というやつです。
リムーバーは融点の低い金属(60℃前後)で、基盤についてるはんだに溶かしながら混ぜることで、もともとついてるはんだの融点を下げ外れやすくするアイテムです。
ゆずぽんはリムーバーの存在を知らず、はんだ吸いとり線だけでなんとかなるだろうと思い、根気よく取り外し作業を行っていましたが、取れる気配が全くなく・・・いろいろ調べて発見したリムーバーを使ったら・・・瞬殺でしたΣ(・ω・ノ)ノ!イトモアッサリ
はんだの超上級者でないかぎり、部品交換の際ははんだリムーバーは必須のものと思ったほうがいいですね!
それと、はんだリムーバーを使った時の注意点ですが・・・部品を取り外した後は必ずリムーバーをきれいに吸いとってくださいね。後でつけたはんだに混ざるとはんだの融点が下がり・・・悲しいことになります。
いよいよ交換です。といいながら・・・
手探りの交換作業だったので、写真を撮るほど心に余裕がなく・・・簡単な手順だけ載せておきます。2DSの分解方法はあすか修繕堂さんがYouTubeにアップしていますのでそちらを参考にしてください。
ゆずぽんも上のYouTubeをみながら、ドライバーでネジを外し・・・
蓋にくっついている配線にビビりながらも、冷静に対処し・・・
基盤が見える状態までたどりつきました。電源ユニットを交換するためには基盤自体を外さないとできないので、基盤についてるネジと配線を全部外します。
ネジは外装と基盤で違うものがついてるので、外す際はお皿を2つ用意して、保管する場所を分けておいた方が良いです。写真上の丸印の2か所にもネジがあります。そこを外さないと基盤はとれません。
配線は①~⑥の部分を全部はずします。爪を使ってグレーや黒の留め金を上に持ち上げると簡単に外れます。
基盤が外れたら、裏側から、充電コネクターのはんだを溶かし外していきます。
外す手順は以下の通り。
①はんだ吸いとり線を使って、ある程度のはんだを取り除く。
②はんだリムーバーを少量溶かし、基盤の上でコテをあてて固まらないように熱していると、そのうち充電コネクターがぽろっと外れます。
③はんだ吸いとり線を使ってリムーバーをきれいに取り除きます。
外れてしまえば、あとは簡単で、基盤に充電コネクターをつけてもとに戻せば完成です!
おそるおそる充電コードをつなげてみると・・・
無事電源が入ったじゃないですか~(●´∀`)人(´∀`●)
オヤジの威厳を見せつけてやった瞬間でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
うちの2DSも同じ状態になり、このサイトに辿り着きました。手順がわかり非常に助かりました。リムーバー無しで挑んだためコネクタが外れず壊しかけましたが、なんとか治すことができました。ありがとうございました!
お役に立てて良かったです〜^^
リムーバーなしとは!凄いですね!