この記事はこんな方にオススメです!
✔ リアスピーカーが役に立たず何とかしたい
✔ スピーカーを取り付けたいが内張りを剥がすのが面倒
✔ シートベルトなどの安全装備には触れたくない
✔ DIYや車の配線などの知識がないので躊躇している
車の知識がないゆずぽんでも天井の内張りを剥がすことなくスピーカーの設置が可能でした!
参考になればうれしいです。
我が家のハイエースは200系4型のスーパーGL(1ナンバー)でして、自作で2段ベッドを作成して、車中泊仕様になっています。
ハイエースのバンを旅行用にしている方の多くは、荷室部分を寝室に改造しているのかな~と思いますが・・・この車を自分でカスタムして乗っていると、とても悩むことがありますよね~
それは・・・
スピーカーが隠れてしまい音が聞こえない問題!!
そもそも、ハイエースバンのリアスピーカーって、3ナンバーで言うサードシートの当たりについているじゃないですか~
って・・・
バンのそこは貨物室なんぢゃい(o゚Д゚)=○)゚3゚)・∵.アベシッ
まあ、そんな感じで、荷物を載せたりベッドキットをつけてしまうと、リアスピーカーは死んだも同然の状態で・・・
我が家もセカンドシートはテレビの音が聞こえにくい状態で5年も乗っていたのわけですが・・・
ついに!
スピーカーの位置を変更することを決意しました( ̄∧ ̄)ゞ
なぜ今までやらなかったって???
それは・・・
めんどくさかったら(/ω\)キャ
今回取り付けるスピーカー
スピーカーのサイズですが、諸先輩方の記事を見てみると、10cmをつけている方が多かったのでゆずぽんも10cmにしました。あまり大きいものにすると天井部分の奥行きが足りず取り付けられないなんてこともあるかな~と。
ネットで検索すると10cmの小型スピーカーって結構よりどりみどりな感じで悩みましたが、ケンウッド製にしました!
ゆずぽん世代はケンウッドのスピーカーに絶大なる信頼感があるんですよね~。ケンウッドならなんでも大丈夫な印象で・・・
ただ、固定するためのビス止め箇所が2か所というのが、少々気になりますが・・・
でもケンウッドですから大丈夫(´∀`*)ウフフ
ちなみに、この記事をみて、取り付けを決意される方へ大切なお知らせがあります(=゚ω゚)ノ
今回取り付けたスピーカーはビス止め部分がむき出しになってしまいます。これはこれでDIY感満載で味がって良いのですが・・・
パイオニア製のこっちのスピーカーだと、カバーでビス止め部分が隠すことが可能・・・らしいです。
その方が純正感があって良いかもしれませんね!
ん???
ゆずぽんはなんでこっちにしなかったって???
それは・・・
ケンウッドのスピーカーを買ってからカバー付きの存在に気づいたからです_l ̄l●lll
取り付け手順
スピーカーの位置決め
今回、スピーカーをエアコン噴き出し口の横に取り付けることにしました。オグショーさんのような専門店もここに取り付けているので、ここが一番安全かな~と。
どのくらいの位置につければいいかは全く分からないので・・・そこはカンです╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
コンパスで直径10㎝より少しだけ小さい円を描き、カッターでくり抜いていくんですが・・・
いきなりあけてしまうのが心配だったので、少しだけ切込みを入れて金属の棒を差し込み、障害物がなさそうなことを確認してから・・・少しずつ切り進めてみると・・・半分くらい開けたところで・・・
ヒューズが近くにあるやんΣ(°Д°;≡;°д°)
奥行きが無かったらアウトでしたが、ヒューズまでは十分な距離があったので一安心でした~(;^ω^)
今回開けた穴の位置ですが通風口から6.5cmくらいの位置にあけたんですが・・・
穴から覗いてみると、このヒューズから左側(外側)はなにも障害物がなさそうな感じなので、これを参考にあける場合は、もう5cmくらい外側に開けてもいいかもしれないですね~
配線を通す
無事両側に穴をあけたら、次はスピーカー用の配線を通していきます。
今回は既存のリアスピーカーとは違う位置にスピーカーを新設する関係で、既存の配線は一切使えないので新しく配線を増やしていきます。
ちなみにスピーカーにも付属の配線が同梱されていましたが50cmと短いものだったので、別途10mの配線を購入しました。ちょっと長いかな~とも思いましたが、左右スピーカーに分ければ5mずつで、配線は隅を這わすように通していくので、なんだかんだでちょうど良い長さでした。
実際に配線を通すイメージですが・・・
フロントパネルまでは天井を這わせ、助手席側のフロントパネルの裏を通しつつナビまで配線を運びます。
運転席側から配線を通そうと思うと速度メーターのパネルなどの障害物が多いので、基本的に助手席側から通していくのが良いと思います。
なので、上の写真でいう左側の穴から、右のスピーカーと前方のフロントパネルに向け配線を伸ばしていく感じですね。
ちなみに、前方に向かうコードは左右スピーカー用の2本になります。10mのコードを先に切断してしまうと通すのが大変そうだったので・・・
配線を半分に折り曲げたほうをナビ側まで運びました。こうすれば通線作業は1回で済みますからね~(●´ω`●)
でも、どっちが右でどっちが左につながるコードか・・・わかるようにしておかないと・・・あとが大変です(;^ω^)
線を通していく様子ですが・・・配線コードは柔らかくそのまま通すのは不可能なので、写真のような通線ワイヤーを使って通していきました。
少し前にドラレコを取り付けたときに購入したものなんですが、これがないと正直難しいと思います。
フロントパネルまではドラレコの時と同じような感じで通していきました。パネルの外し方はドラレコの回で書いていますのでそちらを参考にどうぞ~(^^)/
配線が前方まで届いたら、フロントパネルを開け、その裏を通していきます。
フロントパネルは爪で引っかかっているだけなので特に工具も必要なく、手で引っ張れば結構簡単に外れます。
外す手順は・・・
①ドラレコの時に外した、フロントパネル横についている通風孔のような小さいパネルを外す。
②その隙間から手を突っ込み最初に一番端の下の爪を外す(写真の丸印の爪)
③あとは出来た隙間に指を突っ込んでひとつずつ爪を外していく
一気に外そうとすると、パネルが割れちゃうことがあるって車屋さんも言ってたので、そこは注意してくださいね~
フロントパネルはハンドル横まで1枚でつながっているので、全部外します。ゆずぽん家のハイエースは、前面の物入れにモニターをくっつけてて、その配線が邪魔でパネルを完全に外すことができませんでしたが、通常はパネルはパカッと取れて別な場所に置くことが可能です。
ここまでくればあとは簡単で、パネル裏にはいろんな配線が通っているので、それと同じところにスピーカー配線も通していく感じです。バラけないように結束バンドで他の配線とくっつけることをオススメします(^^)/
ナビに配線を接続する
いよいよナビにスピーカーコードを取り付けていきます。
まずはナビを外し、裏面のコードを出さないといけないのですが、ネジを外す場所に注意してください。
ナビと車体をくっつけているネジを4本外せばいいのですが、違うネジを外そうとすると固くて大変です。。。
無事、ナビの取り外しまでは辿り着いたのですが・・・ナビの裏側をみたら、配線がたくさんで何が何だかわからない_l ̄l●lll
結局車屋さんに電話で教えてもらいました(;^ω^)
もともと車に通してあるオーディオ用の配線は、カプラという各種配線を一括で接続できるプラスチック製の接続コネクタにまとめられているのですが、カプラの形状はメーカーによって違うので、社外のナビを接続する場合は下で紹介しているようなナビとカプラをつなぐための配線キットを使います( ..)φメモメモ
で、ハイエースのカプラはと言いますと、トヨタの場合は10Pカプラと6Pカプラの2つに分かれていて、リアスピーカー用の配線は6Pカプラについている4本の線がそれにあたります。
車屋さん曰く・・・
もともと車に通っている純正の配線を切ってしまうと、後で直したいときに面倒なので、今回のような場合は、市販の配線キットのコードを切って加工したほうが良いですよ~
ということでした!
確かに配線キットなら、万が一失敗しても買い直せば元に戻りますからね~
で、この配線の色は一般的には決まっているようで・・・
(専門家ではないので違う色が使われている場合はごめんなさい)
右のリアスピーカー(運転席側)・・・紫(+極)、紫+黒(-極)
左のリアスピーカー(助手席側)・・・緑(+極)、緑+黒(-極)
※カプラより手前(純正の)配線には色がありません。
って感じらしいです\_(・ω・`)ココ重要!
それがわかれば、あとは市販のキットの緑と紫の配線を切り、ナビから飛び出ている各色の線に対応する線をくっつければOKです。ゆずぽんは赤黒の線を購入したので赤をプラス、黒をマイナスとしました。(色線も黒が入るとマイナスなのでわかりやすいかな~と)
配線どうしをくっつけたオレンジ色のキャップは、スピーカーに付属していたものですが、ホームセンターの電気コーナーにも同じものが売っていました。2本の配線をキャップの中に突っ込み、蓋を占める要領でグルグルするだけで、結線できる便利なものです( *´艸`)
既存のスピーカーも活かしたい!という方へ
今回は既存のスピーカーは使わない方向でコードを繋いでいますが、配線をまとめてくっつければ、既存のスピーカーも活かすことができます。
フロント2、リア4の6スピーカーにすることも可能ですよ〜!
一応、ナビやフロントパネルを戻す前に、ちゃんと音が鳴るかの試験を行ってくださいね~
付属の配線にスピーカーと接続するためのコネクタがついていたので、その線も有効活用しました。
とりあえず、仮止めの状態で、ACCをONにしたところ・・・
バッチリ音が鳴りましたよ~(●´∀`)人(´∀`●)
ナビの音場設定でリアのみに設定しても問題なく音が鳴りますよ~╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
ハイエースってナビ裏スペースが狭いらしく、配線加工完了後にナビを戻すのが苦労しました。無理に押し込んで配線やカプラなどを壊さないように注意です。
スピーカーを取り付ける
最後にスピーカーの取り付けです。
というか、ここからがDIYの本番で・・・どのようにつければいいか・・・一番悩みましたね~。
取り付けキットを使うわけではないので、自作でどうにかしないといけない。。。
で、ホームセンターであれやこれや2時間くらい吟味した結果・・・
今回はウォールアンカーを使うことを決意( ̄∧ ̄)ゞ
仕組みはネジを締めていくと後ろがパカッとなってメス側の土台が固定される、、、
って説明が難しいので、切り取った天井で試してみたのがこちら
こんな感じになります。
アンカーには適応板厚がありまして、今回は2〜5mmのものを使っています。
取り付けるネジの太さは4mmです。
下穴はステップドリルで開けました。
ゆずぽんが持ってるステップドリルは2、4、6・・・の偶数mmしか開けられないのですが、説明を見ると下穴は9mm…凹○コテッ
でも下地が柔らかいので8mmの下穴でスポッと入ってくれました。
端材に取り付けたアンカーを結構な力でぐりぐりしても、特に破損する様子はなかったので、このまま本番に突入し
天井にアンカーをつけ、スピーカーまで設置しました(●´∀`)人(´∀`●)
ネジは金属色で目立ったので、マッキーで黒く塗りました(;^ω^)
ネジで固定するときのポイントですが、今回取り付けたアンカーのネジ太4mmに対し、スピーカーの固定穴が7mmくらいあり、ガバガバだったんです。。。
で、いろいろ試行錯誤した結果、スプリングワッシャーがスピーカーの取付穴とボルトの隙間を埋めるのにちょうど良いことを発見しまして、下の写真のようにスプリングワッシャーを下に入れるという方法にしました。
当然この使い方ではスプリングワッシャーはまったく役割を果たしませんので、振動でネジが緩まないようにネジロックを使用しています。
でもって最後の仕上がりはこんな感じです!
なかなかいい感じにつけられましたよ~(●´ω`●)
実際に使用してみて・・・
子供をのせて数日使用しましたが、今度はうるさいとクレームが来るほど、しっかり聞こえるようです。後部座席から距離が近いので耳元にスピーカーがあるような印象ですが、そこは音量を調整すればよいだけなので気にしない(●´ω`●)
ベッドの下にある、既存のスピーカーは今回接続していませんので、ベッドルームは静かなもんです。
内張りを剥がさずにDIYで増設可能なスピーカーとしてはベストな位置じゃないでしょうか。
意外と簡単に設置ができたので、これならもっと早くやっていればよかったな~なんて思っちゃいました。
スピーカー問題でお困りの方は是非お試しくださいな~
^^) _旦~~
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