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【熱燻】1時間でできちゃう激ウマ燻製!「なんちゃってベーコン」

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我が家の休日の夕食の定番メニュー「餃子の皮ピザ」

餃子の皮にお好みの具をのせてホットプレートで焼くだけなので、子供たちにも人気のメニューなんです(*´ω`*)
なかでも自家製ベーコン&チーズはシンプルながらも家族の大好物でして・・・ベーコンを常備したいくらいなのですが・・・

ベーコンって、本格的に作るとブロック肉塩漬け・塩抜き・燻製・熟成と様々な作業工程を経る為、完成まで7~10日くらいの時間がかかるので、お手軽感のない燻製なんですよね~

ちゃんと作ったベーコンはしっかりと水分も抜け、そりゃ~もう格別の味ですが・・・

今日食べたい!すぐ食べたい!って家族の無謀極まりない要望にはどうしも応える事が出来ないんです・・・

そこでゆずぽん考える・・・

ベーコンが口に入るまでの流れ・・・

豚バラブロック肉を購入 → 塩漬け → 塩抜き → 脱水・風乾

65℃で温燻 → 熟成 → スライス → 焼く → 食べる → 美味しい(人´ω`*)♡

↓↓↓

ゆずぽん的妥協案

◆ベーコンは最終的に薄切りにして食べるんでしょ?だったら最初からバラの薄切り肉でいいんじゃない??

◆塩漬けからの塩抜きって・・・調味料代の無駄だよね。そう!無駄だよ!家計に優しくちょうど良い味付けにすれば塩抜き不要だしそれでいいじゃん。

◆65℃で温燻しても最後は焼いて食べるんだし・・・だったら温度管理は不要じゃね??ベーコン=温燻ってイメージあったけど熱燻で煙の香りだけつければ完成じゃん。

だいぶダメダメな発想ですが(;^ω^)

以上を整理すると・・・

塩をふったスライス肉をチャチャッと熱燻すればベーコンになる!(。-`ω´-)キッパリ!!


はず・・・




少なくとも味は・・・

というアバウトな結果にたどりついたので早速試してみる事に・・・

まずは、今回用意した豚バラ肉のスライスです。
しゃぶしゃぶ用だと薄すぎるのでそれなりの厚さがあるものを用意しました。

これを手早く味付けが出来る乾塩法で塩漬けします。
塩の配合は以下の通り。

なんちゃってベーコンの塩レシピ
ハーブ塩 ・・・ 肉の重量の2%
砂糖   ・・・ 肉の重量の1%

※ハーブ塩は「クレージーソルト」や「マジックソルト」がスーパーで購入しやすいのでお好きなものを準備。

ちなみにゆずぽんは、宮崎県のローカルハーブ塩「マキシマム」を使ってます。

宮崎ではかなり有名なハーブ塩でして、クミンが入っているのでカレーのような香りが少しします。我が家では唐揚げやフライドポテトの味付けなど、かなりの頻度で使うハーブ塩なので、Amazonで業務用の1kgを大人買いしちゃってます( *´艸`)

マキシマムで唐揚げを作ると、白髪のおじいさんが作った唐揚げのような味がして病みつきです(*´ω`*)

バラ肉全体に均一になるようにまぶし揉み込みます。

味をなじませる為、室温で20~30分放置しましょう。冷たい肉を熱燻すると汗をかいて燻製が上手く仕上がらないので室温に放置が理想です。

でもって、時間が経ったら早速熱燻です。

キッチンペーパーで表面の水分を吸い取り、燻製器にならべます。

今回使うスモークチップは「サクラ」。
煙が多く香りがつきやすいので短時間で仕上げるにはベストの燻製材かな~と。

使う量は・・・今回の燻煙時間は短いので10g程度、ひとつかみ弱ってとこです。
スモークチップの使用量も少なく家計に優しいですね~

スモークチップは三つ折り以上のアルミ箔をくしゃくしゃにしたものを皿にしてスモークチップを置き・・・

肉汁がスモークチップに落ちないよう、アルミ箔をかるくかぶせるのがポイントです。
肉汁でスモークチップが濡れてしまうと煙の出が悪くなったり酸味の強い仕上がりになったりしますので注意です。

ゆずぽんが熱燻をする時は、基本的にキッチンで行うのですが・・・

室内で熱燻をすると、煙の臭いが充満しやすいので、ゆずぽんがやる時は・・・

換気扇の蓋と網を外して、換気を最大にしてます。
構造にもよるのでしょうが、我が家はこれで煙の臭いは残らないですよ~

燻製方法ですが・・・

まずは中火であたためます。数秒で煙が出始めるので、蓋をして弱~とろ火で3~5分燻煙します。その後火を消し10分放置してください。

燻煙時間が短く感じるかもですが、これで十分です!
本物のベーコンはブロック肉を燻製してからスライスしますが、今回はスライス肉を燻製しているので煙の付着面積が広くなってます。
なので、燻煙時間が短い方が本物のベーコンに近い味わいになる!と思います。たぶん・・・

で出来上がりがこちら・・・

見た目、ちょっと焼けちゃったかな~って感じに白くなってますが・・・

近くで見ると、中は生のままです。

試しに焼いてみると・・・

見た目は豚バラ肉の焼き肉の域を超えませんねorz

でも!!

味はしっかりベーコンになってるじゃないですか~(●´∀`)人(´∀`●)

燻煙時間が短いので、熟成期間は設けなくても煙臭さはなく美味しく頂けます

一応ですね・・・

もし時間に余裕があるなら・・・

キッチンペーパーにくるみ、数時間熟成させると・・・

水分が程良く抜けて、見た目も食感も本物のベーコンに近づきますよ!

焼き肉とベーコンの大きな違いは食材の含水率の違いなのかな??

食べるまでに時間がある時は、キッチンペーパーにくるんで見てくださいね~

アバウトなブログにぴったりなレシピ完成です(*^_^*)

【注意】
このレシピは保存のことを全く考えていません。
なるべく早めにお召し上がりくださいm(__)m

■今回使用した燻製道具の紹介■

【自作のたまご型燻製器】
熱燻向きの燻製器ですが、チーズや蒲鉾など火を通さなくても食べられる加工食品の燻製にも使える便利な燻製器です。100円ショップで材料を集めれば1,000円以下で作れますよ!

【スモークチップ サクラ】
日本人のソールウッド「桜」をチップにしたもの。香り・色づきが良く肉類との相性は抜群ですが、長時間の燻すと煙臭くなりやすいので注意。短時間で仕上げる熱燻におすすめの燻製材です。

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この記事を書いた人

DIYやアウトドア、料理が大好きなおっさん薬剤師。化学は好きだけど添加物は嫌いです。なので手作りが大好き!
家族が喜ぶいろんなレシピを公開中です。

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